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シラミの特徴と効果的な駆除対策とは?

シラミは人に寄生して吸血し、激しいかゆみを発生させる厄介な害虫です。

かきすぎると皮膚に炎症を起こさせてしまうこともあります。さらに厄介なのは、接触が原因で簡単に感染してしまうこと。タオルや寝具、ブラシ、帽子、洋服などを共有することにより、自分自身は清潔を心がけていても、感染してしまうことがあるのです。また、保育園や小学校でアタマジラミの集団発生が問題になることも多いです。

 

そこで今回は、シラミの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

1.シラミの特徴

シラミは、シラミといえばアタマジラミの印象が強いですが、実が種類たくさんおり、世界で見ると1000種類以上いるといわれています。

特定の動物にしか寄生しない種類も多く、人に寄生するシラミといえば、「アタマジラミ」「コロモジラミ」「ケジラミ」の3種類がほとんどです。

「アタマジラミ」「コロモジラミ」を分類学上は「ヒトジラミ」と呼び、「ケジラミ」は属性が異なります。

・外見

シラミの体は平たく、羽はありません。

足の先端に毛を掴むための鉤爪が付いています。3 本の吻針がついていて、これを皮膚に突き刺して吸血します。吻針は、吸血していない時は頭部に収納されています。

卵も成虫も肉眼で確認することができます。

 

<アタマジラミ>

体長2mm4mm

体色 灰白色 灰褐色→灰黒色と変化します。

 

<コロモジラミ>

体長2mm4mm

体色 灰白色 吸血後は赤く見えます。

 

<ケジラミ>

体長1mm2mm

体色 灰褐色

アタマジラミやコロモジラミと比べて体は幅広く、カニのような形をしており、特に発達した強力な爪を持っています。

 

・活動時期

年中活動しています。

 

・餌

人に寄生するシラミの餌は人間の血液です。成虫は1日に2回ほど血を吸います。

 

・生息場所

北海道以外に生息しています。

アタマジラミ:頭髪

頭髪の中でも、側頭部や後頭部、耳の後ろに多く生息しています。

コロモジラミ:衣類(特に下着)

ケジラミ:主に隠毛

 

・繁殖能力

シラミは非常に繁殖力が強く、瞬く間に大量発生してしまいます。

卵→幼虫→成虫というサイクルで成長し、サナギにはなりません。卵は7日程度で孵化して幼虫になり、3回ほど脱皮をして716日程度で成虫になります。

幼虫はすぐに吸血できるようになり、成虫である1ヶ月ほどの間に、1日に34個、一生に50150個程度の卵を産みます。卵の大きさは0.5mm程度でとても小さく、細長い卵形をしていて、光沢があります。はじめは白色をしていますが、孵化が近づくにつれて黄色から褐色に変化します。アタマジラミやケジラミはこの卵をセメントのような物質で固定させるため、簡単には取れません。


成虫の寿命は約1ヵ月ですが、人から離れてしまうと生きていけません。

アタマジラミやコロモジラミは、人から離れて吸血ができなくなると23日死んでしまいます。ケジラミの場合は、1日程度で死んでしまいます。

 

・習性

アタマジラミの幼虫と成虫は頭部を動き回り、激しいかゆみを引き起こします。ケジラミはあまり動きません。

しかし、羽はなく、飛び跳ねるのに適した足もないので、飛んだり跳ねたりはしません。一度人から離れると元に戻れず死んでしまうのはそのためです。

シラミは水中でも約1日間生き延びることができるといわれています。これが、プールなどで感染が広がりやすい原因の一つだと考えられます。

アタマジラミ:頭髪に寄生するので、頭髪が触れ合うことが主な感染原因です。

コロモジラミ:衣類に寄生するので、体や衣類が触れ合うことが主な感染原因です。

衣類の中でも、特に下着に寄生することが多いです。

ケジラミ:主に隠毛に寄生するので、性行為が主な感染原因です。

 

2.シラミの被害を防ぐ方法

まずはシラミが発生しないように、日々の生活で気をつけておきたいことをご紹介します。

 

・しっかりと髪を洗う

アタマジラミは、気がつかない間に寄生し、繁殖しています。気がついたときには、相当繁殖が広がり、皮膚に炎症が起きてしまっていることも多いです。

そのため日々の生活の中で、毎日髪の毛を洗うことを心がけましょう。髪の毛を洗うことで、幼虫と成虫を洗い流すことができます。シラミの卵は簡単には取れませんので、頭皮を傷つけない程度に、しっかり丁寧に洗うことを意識してください。

小さな子供の場合は、定期的に大人が洗髪するようにしてあげましょう。

 

・定期的に髪をチェックする

アタマジラミは、早めの発見がポイントです。初期には気がつかないことも多いことから、特に感染が多い子供の頭髪について、こまめにチェックするようにしましょう。特に根本の方や耳の後ろなど、見えにくいところに気をつけて確認してください。

 

・ブラッシングする

簡単に洗髪するだけでは落ちにくいシラミの卵も、目の細かいクシやブラシでとかすことで駆除できる場合があります。普段からこうしたクシやブラシでブラッシングをする習慣をつけておくことで、繁殖を防げる可能性があります。

 

・こまめに洗濯する

コロモジラミの発生は、洗濯機の普及が進むなど、衛生環境の改善とともに減少しています。絶滅したと考えている人もいるかもしれません。しかし、高齢化社会が進むに連れて身の回りの世話を自分ですることが難しくなる人が増えたたり、仕事が忙しくて洗濯する時間が取れない人が増えたりしていることが原因となり、近年増加傾向にあるともいわれています。

コロモジラミの発生を抑えるには、普段からこまめに洗濯をする習慣をつけておくことが、何よりも重要といえます。

 

・体に接触するものを共有しない

体に接触するものを共有することで、感染が広がることが多いです。その代表例はタオルの共有でしょう。そのほか、クシやブラシ、寝具、帽子やマフラーやなども感染の原因となる可能性があります。

普段からこうしたものを共有することは避けるようにしましょう。

 

3.発生したシラミを駆除する方法

シラミは、自然にいなくなることはないといわれています。発生してしまったシラミを駆除する方法をご紹介します。

 

・シラミ駆除専用のシャンプーで髪を洗う

シラミ駆除専用のシャンプーで髪を丁寧に洗いましょう。市販されているものもありますが、一度皮膚科で診てもらう方が良いです。

 

・目の細かいすきぐしで髪をとかす

実際にシラミが発生してしまった際にも、目の細かいすきぐしで髪をとかすことで卵や成虫を取り除きましょう。

 

・下着や寝具を毎日取りかえる

シラミが移ってしまっている可能性があるので、下着や寝具を毎日取りかえましょう。

 

・下着や寝具の洗濯前に消毒する

下着や寝具の洗濯前には、55度以上のお湯に5分間以上浸けてから洗濯しましょう。他の洗濯物とも分けて洗う方が良いです。また、アイロンの熱も効果的です。

 

4.まとめ

シラミの中でも、特にアタマジラミは発生することが多い害虫被害です。

子供だけの被害と考えている人もいますが、大人にも寄生しますので注意が必要です。日々の洗髪やブラッシング、タオルの共有をしないなど、シラミの感染予防に努めましょう。もしシラミが発生してしまった場合は、シラミ専用のシャンプーで洗髪するなどの対策が考えられますが、やはり皮膚科の先生に診てもらうのが最も安心です。

シラミをきっかけに、ノミやダニなどの害虫も駆除したいと思った場合は、一度専門の駆除業者に相談してみてくださいね。

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