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アブラムシの特徴と効果的な駆除対策とは?

この記事を書いた人:坂田 和徳

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この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。

地域によっては一年中発生し、植物の汁を吸うアブラムシ。

大量発生した場合には、植物を枯らしてしまうことがあります。

また、アブラムシには羽がついたものがおり、ウイルスに感染している植物から別の植物に移動することでウイルスを移してしまうのです。人間を噛んだり刺したりはしませんが、せっかく育てた草花や野菜などを枯らしてしまう厄介な害虫です。

さらにアブラムシが出す「甘露」という排泄物をアリが好むため、アブラムシがいるところにはアリが発生しやすく、すす病の原因にもなるため、できるだけ早く駆除しておきたい害虫だといえるでしょう。

 

そこで今回は、アブラムシの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

1.アブラムシの特徴

アブラムシは、カメムシ目のアブラムシ上科に属する昆虫の総称です。世界には3000種類以上、日本には700種類以上ものアブラムシがいます。アリを周囲に引き寄せて自分の身を守ることから「アリマキ」とも呼ばれることもあります。

 

・外見

体長は24mm程度の種類が多いです。7mm程度の大きさのものもいます。

体色は緑色のイメージが強いですが、実は濃緑、淡緑、赤、黒、茶、黄色など様々な種類がいます。体の形も、紡錘形や球形など様々です。

体の表面は柔らかく、口針と呼ばれる針状の口がついています。

体の後方付近に角状管と呼ばれる突起がついており、危険が迫るとここから警戒フェロモンをだして仲間に知らせます。

羽があるものと、羽がないものがいます。

 

・活動時期

春から秋にかけて、活動が活発になります。

4月~6月にかけて発生し、暑さには弱いため夏の間はあまり見かけなくなります。しかし910月になるとまた増え、寒くなると卵の状態で越冬し、春になると幼虫になってまた増えていきます。

ただし比較的暖かいエリアでは1年中注意が必要です。繁殖は春と秋ですが、それほど気温が下がらないと、成虫は一年中活動して幼虫を産み続けるのです。特に関西から西のエリアでは年中アブラムシの発生に悩まされることが多いです。

 

・餌

アブラムシは様々な植物の汁を吸います。特に植物の若葉や新芽、つぼみを好むため、春に植物が枯れてしまう原因となります。

成虫だけでなく幼虫も植物の汁を吸います。

 

・生息場所

草花、野菜、花木、庭木、果樹などほとんどの植物には、なんらかのアブラムシが寄生しています。特定の植物にしか寄生しない種類も多いです。

 

・天敵

アブラムシの天敵はてんとう虫やクサカゲロウです。

これらの天敵から身を守るために、アリを近くに呼び寄せるのです。

 

・繁殖能力

アブラムシは、非常に繁殖力が強いです。

春~秋にかけてはメスだけで繁殖する(単為生殖)という特徴があり、条件が整えば毎日数匹から十数匹のメスの卵を産みます。つまり、親と同じ遺伝子を持つ、クローンを産むことができるというわけです。生まれた卵は10日前後ですぐに繁殖できるようになり、また子をどんどん増やしていきます。

暑さに弱いため、夏には繁殖力が弱まりますが、地域によっては1年中繁殖する場合もあります。初夏頃には羽のあるアブラムシが生まれて移動し、秋になると戻ってきて繁殖します。この時になって初めてオスが生まれてメスと交尾をし、有性生殖を行い、卵の状態で越冬します

卵胎生の雌の寿命は1ヶ月程度といわれています。この間に幼虫を30匹程度増やすのです。

 

・習性

単体や数匹ではなく、集団で生息していることが多いです。多くのアブラムシは羽を持たないため生まれた場所にとどまり、はじめは数匹しかいなかったのに気がついたら大群になっていることも多いです。

身を守る術を持っていないため、アリと共生します。甘い排泄物を出してアリを引き寄せ、外敵から身を守ってもらうのです。

黄色を好むため、黄色いところに集まる習性があります。

 

2.アブラムシの寄せ付けないための方法

まずは植物にアブラムシを寄せ付けないための方法からご紹介しましょう。

 

<窒素肥料を与えすぎない>

窒素肥料によって植物の葉にアミノ酸が増えると、それを好むアブラムシがよってきてしまいます。窒素肥料を与えすぎないようにしましょう。

 

<風通しをよくする>

葉が生い茂っている植物や、密生している場合には風通しが悪くなりアブラムシが発生しやすくなります。適度に感覚をあけて植物を植えたり、余分な葉を刈り取ったりして、風通しを良くしておきましょう。

 

<穀物酢や木酢液を散布する>

穀物酢や木酢液を水で薄めてスプレーすると、アブラムシだけでなく虫全般の忌避効果が期待できます。濃すぎると植物を傷めてしまう可能性があるので、穀物酢は50倍程度、木酢液は説明書をよく読んで薄めてつかってください。

 

<黄色い粘着テープや防虫シートを設置する>

アブラムシは黄色を好んで集まってきます。その習性を活かして黄色い粘着テープや防虫シートを設置すると、そこにアブラムシが集まってくるため、植物に付くのを防ぐことができます。

 

<反射するシート(アルミホイルなど)を設置する>

土の部分にアルミホイルなどのキラキラと光が反射するシートを設置します。光が反射することで、アブラムシは方向感覚が鈍り植物に近寄りにくくなります。

 

<網目の細かい虫除け網で覆う>

虫除け網で物理的にアブラムシの侵入を防ぐ方法です。アブラムシは小さいので、網目の細かいものにしなければ侵入してしまうので注意しましょう。

 

<虫除けの薬剤をまく>

効果が高いのは薬剤を使用する方法です。植物の成長過程に合わせた薬剤をまくことでアブラムシやその他の害虫も予防することができます。

 

3.アブラムシを駆除する方法

アブラムシが発生してしまった後に、駆除する方法をご紹介します。

 

<粘着テープで取り除く>

葉の裏などはそのまま粘着テープを貼り付けてアブラムシを駆除します。茎などの細い部分は、割り箸などに粘着テープを巻きつけて使うと駆除しやすいです。

あまり粘着力の強いものを使うと植物を傷めるので注意しましょう。

 

<水で洗い流す>

ある程度勢いのあるシャワーをかけたり、スプレーを噴射させたりすることでアブラムシを洗い流すことができます。

 

<牛乳を吹きかける>

牛乳を少し薄めて吹きかけると、牛乳の膜でアブラムシが窒息してしまいます。牛乳が乾いたら、水できれいに洗い流しましょう。

牛乳の代わりに、薄めた片栗粉を吹きかける方法もあります。

 

<テントウムシに捕食してもらう>

天敵であるテントウムシに捕食してもらう方法です。テントウムシが逃げてしまわないように、網などで覆った状態でテントウムシを放しましょう。

 

<殺虫剤を吹きかける>

一度に多くのアブラムシを確実に駆除するには、やはり殺虫剤を吹きかけることです。野菜などにも使えるものがありますので、よく調べて準備しましょう。

ただし同じ薬剤を使い続けていると耐性ができて効果が下がってしまうので、複数の薬剤を使用すると良いです。

 

4.まとめ

アブラムシは極めて繁殖力が強く、あっという間に大量発生してしまいます。寄せつけないための対策をしつつ、こまめに植物をチェックして早めに対処するようにしましょう。

アブラムシはアリを寄せ付け、アリが増えるとさらにアブラムシも増えてしまいます。なかなか改善しない場合は、アブラムシとアリをまとめてプロの業者に駆除してもらうことも検討してみてくださいね。

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