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クマの特徴と効果的な駆除方法とは?

この記事を書いた人:坂田 和徳

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この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。

クマの被害は農作物を荒らされることと、偶然出くわした人が襲われることです。近年、山の餌が不足する夏だけでなく、秋になっても山から降りてきて、農作物を食べたり、ゴミを漁ったり、人を襲う被害が出て問題となっています。

そこで今回は、クマの特徴と効果的な駆除方法をご紹介します。

 

1 クマの特徴

クマは食肉目クマ科の哺乳(ほにゅう)類の総称です。

日本国内には、ツキノワグマとヒグマの2種類が生息しています。

ツキノワグマは本州、四国の冷温帯落葉広葉樹林(ブナ林)を中心に生息しています。九州では絶滅したのではないかといわれており、四国でも絶滅の危機に瀕しているようです。

ヒグマは北海道に生息しています。

 

外見

尾は短くて、全身には比較的長い体毛が密生しています。太くて頑丈な足がついており、鼻と口は真っ直ぐ突き出ています。発達した犬歯と、鋭いかぎ爪を持っています。

オスよりもメスの方が小さいです。

*ツキノワグマ

頭胴長(頭の先からお尻)は110cm140cm、体重は50130kg程。熊の中では小型~中型です。

全身黒色で胸に白い三日月模様があります。まれに、三日月模様のない個体もいるようです。

 

*ヒグマ

頭胴長(頭の先からお尻)は200cm230cm、体重は150250kg程。ツキノワグマと比べると、かなり大型です。

体色は褐色や黄褐色、灰色がかった黒色、ほとんど黒色などがいます。

 

運動能力

クマは人間よりも早く走ることができ、泳ぎが得意です。ツキノワグマは木登りが得意ですが、ヒグマは成長すると木に登れなくなるようです。

 

クマは雑食性です。肉食のイメージが強いですが、実は植物を主食としています。しかし、草食動物のように食物繊維を消化するのに適した消化器官をではないので、硬くて繊維質の多い植物は避けて食べます。

暖かくなると冬眠から目覚め、タンパク質が豊富で消化しやすい新芽や若葉を食べてしまいます。その他、前の年に落ちたブナ類の実やドングリなども好んで食べます。

春になると、様々な草花に加え、アリやハチなどの昆虫やサワガニなどを食べます。植物性のものでは、イチゴ類やサクラ類の甘い果実を好みます。また、蜂蜜を食べることもあるようです。

秋になると冬眠に備えて、脂質とタンパク質、炭水化物を多く含んでいて栄養価が高い、ブナ類の実やドングリをよく食べます。ミズキ、タカノツメ、アオハダ、サルナシやヤマブドウなどの植物も好んで食べるようです。

その他、魚や動物の死骸を見つけると食べることがあります。もともとは自分から食べるために動物を襲うことはなかったようですが、近年は生きたシカなどを襲って食べるケースも増えているようです。

夏は、熊が食べる餌が山の中で不足しがちなことから、農作物(果樹やトウモロコシなど)を食べにきてしまうことが多いです。

 

生活エリア

基本的には山奥の森林地帯で生活しています。しかし、河原や草地の他、農耕地まで餌を取りに出てくることも多く、鉢合わせしてしまった人間が襲われる被害も増えています。また、民家のゴミを漁ることもあるので、注意が必要です。

ツキノワグマの行動範囲は20100平方キロメートル。ヒグマに至っては、500平方キロメートルに及ぶこともあるようです。

12月頃~4月頃までは、ブナ、天然スギなどの樹洞、岩穴や土穴で冬眠します。

 

繁殖能力

オスメス共に46年程で性成熟し、57月頃に繁殖します。妊娠期間は180266日で、1回に23頭程度を出産します。子育てはメスのみで行われ、子連れのメスグマは攻撃的になることがあるので注意が必要です。

飼育下の寿命はツキノワグマが33年程度、ヒグマは50年近くありますが、野生下では2030年程のようです。

 

天敵

海外ではトラやピューマ、狼などが天敵ですが、日本には存在しません。

 

苦手なもの

クマはトウガラシのにおいが苦手です。

その他、本来天敵である動物の尿の臭いも本能的に嫌います。

 

習性

クマは、基本的に人間を極力避けて行動します。

餌を探す時間帯は、朝早くや夕方の薄暗い時間帯が多いようです。

基本的には単独もしくは母子で生活していますが、餌の多いエリアに集まる傾向があります。

聴覚や視力は弱いですが、嗅覚はとても鋭いです。

知能は高く、イヌと霊長類の間ともいわれています。特に、記憶力と類推能力に長けると考えられています。

 

 

2. クマを侵入させないための対策

クマは鳥獣保護管理法で保護されているので、殺したり捕獲したりすることはできません。違反すると1年以下の懲役か、100万円以下の罰金となります。

そもそも、クマを素人が捕獲するなんて現実的ではありませんから、基本的には侵入を防ぐことがクマに対抗する方法となります。

 

 

2-1クマが嫌う仕掛けをする

クマは、とにかく遭遇したくない、生活圏内に入ってきて欲しくないというのが本音だと思います。十分とはいえませんが、できるだけクマを近づけないために、クマの嫌う仕掛けをしましょう

 

①クマが嫌いな臭いを発するものをおく。

クマは嗅覚が発達しているので、唐辛子の臭いやオオカミなどの天敵の尿の匂いがするものを置いておくと、近づいてきにくくなります。

 

②センサーライトや音がなる仕掛けをする

センサーライトが動きを感知して突然光ったり、大きな音がなったりすると、クマが驚いて逃げてしまう効果が期待できます。

 

 

2-2 クマが近づきにくい環境を作る

クマが民家などに近づいてくるのは、何かしら魅力があるからです。

その魅力を取り除きましょう。

①生ゴミや農作物のゴミなどを長時間放置しない。

クマは餌を求めて民家周辺にやってきます。生ゴミなどは決まった時間にだし、できるだけ長い時間放置しないようにしましょう。またネットで覆ったり、扉の中にゴミ捨て場を設置したりして、クマが近づきにくいようにしてください。

 

②しっかり草刈りをする

クマは、基本的は人目を避けて行動します。そのため、隠れ場所がないところには近づいてきたがりません。家の周りや畑の周りの草を刈り、見通しを良くしておきましょう。

 

③家屋はもちろん、倉庫なども施錠する

家屋や倉庫に食べ物があるとわかれば、クマが入ってこようとする可能性があります。しっかりと施錠し、侵入できないようにしましょう。

 

 

2-3 侵入経路を塞ぐ

畑などを守るには、物理的に侵入経路を塞ぐ方法が有効です。

クマには、電気柵を使うことをお勧めしますが、大掛かりな作業になってしまいますので、個人で設置するのはかなり大変です。

 

 

3 まとめ

クマから農作物や庭、身を守るためにできることは限られており、個人で行うには限界があります。とはいえ、危険が伴うためそのまま放置するわけにもいきません。クマが目撃される、クマに荒らされた形跡がある場合には、一度地域ぐるみでプロの害獣駆除業者に相談してみることをおススメします。

その他、万が一の時のために、クマ用の催涙スプレーを準備しておくと安心かもしれません。

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