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コガネムシの特徴と効果的な駆除対策とは?

コガネムシという名前はよく聞きますが、意外とどんな虫かと聞かれると特徴を答えにくい虫かもしれません。

虫の中ではキラキラと綺麗な見た目をしており、夢に見ると金運がアップするという縁起がいい虫と言われることもあります。

自然の多いエリアだけでなく市街地の木や草花でもよくみられ、カナブンととてもよく似ていています。カナブンとの大きな違いは、カナブンは益虫なのに対し、コガネムシは草花や農作物を荒らす害虫であることです。

そこで今回は、コガネムシの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

 

1. コガネムシの特徴

コガネムシは、甲虫目コガネムシ科の昆虫です。

コガネムシというと、なんとなく嫌だなと思っている人も多いかもしれませんが、実はカブトムシの仲間なのです。

確認されているもので、世界では約25000種類、日本では300種類ほどおり、非常に種類が多い昆虫であるといえます。

人を襲ったりはしませんが、草花や農作物を荒らす迷惑な害虫です。

 

・生息場所

日本全国に生息しています。

種類にもよりますが、農作物や針葉樹、庭木などの葉についていることが多いです。

 

・外見

*成虫

体長は1525mm程度で、光沢があって、緑っぽいメタリックな体色をしています。

全体的に丸っこい体つきをしていて、羽の付け根が楕円形を半分にしたような形をしているのが特徴です。また、足などには産毛が生えています。そして飛ぶ時には、上の羽を広げます。

よく似た虫にカナブンとハナムグリがおり、どちらも益虫です。

カナブンは四角い体つきで、羽の付け根は二等辺三角形をしています。色は緑色や茶色、青っぽいものもおり、飛ぶ時には上の羽を閉じて飛びます。

ハナムグリも四角い体つきで、羽の付け根は二等辺三角形をしています。色は緑が多く、白い斑点が特徴です。

カナブンとハナムグリは、そのままにしておいても大きな問題になることはありません。

*幼虫

体は黄みがかった白色で、頭が黒色や茶色をしたイモムシです。カブトムシの幼虫と似ていますが、小さいです。脱皮をして成長しますが、その度に1令幼虫、2令幼虫、3令幼虫と名前を変え、3令幼虫は大きいため、被害も大きいようです。

 

・活動時期

春の終わりから夏のはじめ(4月末~10月初旬)にかけて成虫になり、活動します。活動が活発な時期は68月です。

幼虫については、活動が活発になるのは45月と1011月ですが、1年中土の中で活動しているため、幼虫による被害には年中注意が必要です。

 

・天敵

鳥類が天敵になります。

幼虫の間はモグラなどに食べられることがあります。

 

・餌

種類によって異なりますが、特に好むのが、バラの葉や芝生です。

その他豆科の植物や果物などの農作物の葉や、紅葉樹や針葉樹の葉を好んで食べます。

 

・繁殖能力

成虫は、春の終わりから夏の夜に飛んできて、土の中に卵を産みます。成虫は種類によって好みの餌が異なりますが、卵を産みつける時には芝生地を好むことが多いです。

卵から孵った幼虫は、幼虫のまま土の中で越冬します。そして暖かくなるとさなぎを作り、春の終わりから夏にかけて成虫となり、産卵するのです。繁殖力が強く、大量発生することがあります。

寿命は約1年(幼虫:9ヶ月程度、成虫12ヶ月程度)です。

 

・習性

コガネムシは、糞の匂いによって呼び寄せられる習性があります。そのため、成虫をそのままにしておくとドンドン仲間が増え、そこで卵を産み、翌年の大量発生につながってしまうのです。

夜行性のものが多く、光に向かって飛来する習性があり、人にぶつかってきたり、洗濯物に飛んできたりすることもあります。

 

・コガネムシの種類

非常に種類が多いコガネムシのうち、よく見かけるものを4種類ご紹介します。

*アオドウガネ

体長:1725mm 

緑色でメタリックな体色をしています。黄金虫といえば、このイメージかもしれません。

本州から南西諸島まで幅広い地域に生息しています。
6
9月が主な活動時期で、広葉樹の葉を好みます。

*ドウガネブイブイ

体長:1725mm 

茶色っぽい体色です。

北海道~本州、四国、九州、南西諸島と、全国に生息しています。
5
10月が主な活動時期で、広葉樹やブドウ類、クリ類などの葉を食べます。

 

*マメコガネ

体長:913mm

北海道~本州、四国、九州、南西諸島と、全国に生息しています。

アオドウガネとよく似た、緑色でメタリックな体色をしています。
5
10月が主な活動時期で、マメ科の植物を好み、ブドウ類、ヤナギ類なども食べます。

アメリカではジャパニーズビートルと呼ばれている、農作物を荒らす嫌われ者です。

夜行性が多いコガネムシですが、マメコガネは昼行性です。

*ヒメコガネ

体長:1316mm
アオドウガネとよく似た、緑色でメタリックな体色をしています。

69月が主な活動時期で、広葉樹やブドウ類、クリ類などの葉を食べます。

幼虫による芝生の被害が多く、特にゴルフ場での発生が多いです。

 

 

2. コガネムシの侵入を防ぐ方法

コガネムシは卵や幼虫で越冬します。卵を産まれないように侵入を防ぎましょう。

 

①土を覆う

コガネムシは土の中で産卵しますので、畑や草花の周りを不織布やビニール袋で覆ってしまいましょう。畑の場合は、黒いビニール袋がよく使われます。

 

②コガネムシの嫌う臭いをさせる

コガネムシは多くの昆虫と同様にハーブ系の香りが苦手です。ハーブを畑や草花の近くに植えておくと、コガネムシ避けの効果が期待できます。マリーゴールドや水仙も虫除けになり、見た目も綺麗なのでおすすめです。

 

 

3. コガネムシの駆除する方法

コガネムシは放っておくと、糞に成虫が寄ってきて卵を産卵し、大量発生してしまいます。また成虫よりも幼虫の被害が深刻なので、幼虫の駆除も必要です。

 

①殺虫剤を吹きかける

最も効果が高いのは殺虫剤を使う方法です。成虫であれば直接吹きかけ、幼虫であれば土に撒いておくタイプがお勧めです。ただし、殺虫剤によっては守るべき植物に害を与える可能性があるので、よく成分を確認してから使用しましょう。

 

②網などで捕獲する

コガネムシは動きがあまり速くありません。数が少ない場合は、網などで捕獲して駆除するという方法も有効です。

 

③手作りでコガネムシホイホイを作って捕獲する

カメムシなども捕獲できる、コガネムシホイホイを使った捕獲方法です。

ペットボトルの注ぎ口部分を切り取り、逆さにしてガムテープなどでしっかりと固定します。それをコガネムシの下に持っていくと、敵に襲われると思ったコガネムシが身を守るために逃げ出し、自らペットボトルの中に落下してしまいます。

ペットボトルの中に水や洗剤を入れておけば、そのまま他退治することも可能です。

 

④フェロモントラップを仕掛ける

コガネムシは特定の匂いに集まる習性があります。

市販のフェロモントラップを仕掛けたり、ブドウジュースやお酒などでフェロモントラップを自作する方法がありますが、どのコガネムシかによって好みのフェロモンが変わるため、自分たちで特定するのは難しい場合も多いです。

 

 

4. まとめ

コガネムシは大事に育てている農作物や草花の葉を食べてしまいます。さらに幼虫は知らぬ間に根を食べていて、気づいた時には手遅れということにもなる、やっかいな害虫です。土を覆ったり、殺虫剤をまいたりしても大量発生してしまった場合には、プロの害虫駆除業者に相談してみてくださいね。

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