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蚊(カ)の特徴と効果的な駆除対策とは?

蚊(カ)は暖かくなると大量に発生し、人を吸血した後に唾液を注入することで痒みを引き起こす厄介な害虫です。しかも蚊は、ただ痒みをもたらすだけではありません。最も恐ろしいのは、感染症を媒介することです。日本では数が少ないですが、蚊が媒介する感染症では、日本脳炎やデング熱が知られています。ペットであればフィラリアに感染することもあります。

そこで今回は、蚊の特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

 

1. 蚊の特徴

蚊は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科に属する昆虫です。

全ての蚊は、オスもメスも長いストロー状の口を持っています。
世界には35属、約2500種類いるとされ、日本には130種類程度生息しているようです。そのほとんどが人などから吸血し、一部は感染症を引き起こすことがある厄介な害虫です。

ただし、吸血するのはメスのみで、メスも普段は花の蜜などを主食にしています。産卵のための栄養源としてのみ、吸血するのです。一度の吸血量は自分の体重と同じくらいです。吸血の際に唾液(抗凝血作用物質)を流し込むので、この物質に対するアレルギー反応として痒みが起こります。

成虫の寿命は23週間(種類によって半年以上生きることもあるようです。)ほどで、生きている間交尾と産卵を繰り返します。吸血すると3日後に水があるところに産卵し、25日で幼虫(ボウフラ)になります。ボウフラは710日程度水中で脱皮を繰り返した後、さなぎになり、3日程度で羽化します。

ここからは、代表的な3種類の蚊をご紹介します。

 

<アカイエカ>

・生息場所

沖縄と小笠原諸島以外の日本全国に生息しています。

屋外よりも家の中で見かけることが多く、天井や壁に潜伏しています。

・外見

体長:約5.5mm
体色:明るい茶色です。

・活動時期

3月~11

夕方~夜にかけて吸血する特徴があり、夜に飛んできて眠りを妨げるのはアカイエカがほとんどです。

クローゼットの中などで冬眠し、半年以上生きていることもあるようです。

・吸血対象や感染症

アカイエカは、人以外に鳥類の吸血を好む傾向があるので、鳥を飼っている人は注意しましょう。犬の感染症であるフィラリアを媒介することでも知られています。

・繁殖

溝や下水溝などの汚れた水場で繁殖することが多いです。

そのほか、古タイヤなどのゴミに溜まった水や、浄化槽、植木鉢の受け皿などにも産卵します。

 

<ヒトスジシマカ>

・生息場所

寒さに弱いという特徴があり、秋田県・岩手県を北限として生息しています。しかし、近年では温暖化の影響で生息エリアを広げているようです。

アカイエカのように屋内ではなく、庭や公園の草むら潜伏し、近くに来た人や動物を狙って吸血します。

・外見

体長:約4.5mm
体色:黒色をしていて、白い縞模様が入っています。

・活動時期

5月~11

昼~夕方にかけて活動します。

・吸血対象や感染症

ヒトスジシマカは、デング熱などを媒介することで知られています。

・繁殖

ヒトスジシマカは少ない水でも繁殖することができます。

墓地の花立てに残った水や、空き缶やペットボトルに残ったわずかな水でも繁殖してしまいますので注意しましょう。

 

<チカイエカ>

・生息場所

九州、四国、本州に生息しています。

屋外ではなく地下構内や地下街、ビル内の壁や天井に潜んでいます。

・外見

体長:約5.5mm
体色:明るい茶色です。

アカイエカそっくりなので、見分けるのは困難です。

・活動時期

寒さに強く、冬になっても冬眠しないで年中活動しています。

また昼夜を問わず活動します。

アカイエカと同じように天井や壁で休んでいることが多いです。

・繁殖

ビルの浄化槽で産卵することが多いです。

チカイエカは1回目の産卵の際には吸血しない(無吸血産卵)という特徴があります。

 

 

2 蚊の発生を防ぐ

蚊は、条件・環境が整うと大量に繁殖してしまいます。まずは発生を防ぐことが第一歩です。

 

①水をためないようにする

植木鉢の受け皿、バケツなどにわずかにたまった水に蚊は卵を産み付け、ボウフラが育ってしまいます。水がたまるようなものはできるだけ屋外に置かないようにし、植木鉢の受け皿の水などはこまめに捨てるようにしましょう。どうしても水をためなければならないものは、定期的に綺麗な水に交換してください。

 

②錠剤、粒剤、液剤の殺虫剤で蚊の発生を防ぐ

溝などの水を完全に抜くことは不可能です。そういう場合は錠剤や粒剤の殺虫剤を水中にまきましょう。池などにまく場合は、生き物に悪影響を及ぼさないか確認してください。

 

③雑草を刈る

ヤブカといわれる種類は、草むらに潜伏して近づいてきた人などを吸血します。蚊が潜伏する場所を減らすために、雑草はこまめに刈るようにしましょう。

頻繁に雑草処理をするのが難しい場合は、除草剤をまいておくのも手です。

 

 

3. 蚊を駆除する方法

続いては発生してしまった蚊の侵入を防いだり、退治する方法をご紹介します。

 

①駆除剤を使用する(蚊の嫌う匂いをさせる)

線香タイプや電気タイプ、スプレータイプの虫除け剤を使用すると蚊が近づいてこなくなったり、殺虫効果で退治できたりします。

アロマのような良い香りをするものもあり、好みに合わせて選ぶことができます。

屋外で作業するときには、ヤブ蚊向けの駆除スプレーをまいておくと、蚊が近づいてきにくくなります。

 

②屋外設置用の蚊捕虫器を設置する

大量発生してしまった場合や、殺虫剤の使用をしたくない場合は、蚊捕虫器の使用もおすすめです。特殊な匂いで蚊を誘引し大量に捕獲することができますが、コストがかかる点がデメリットです。

 

③防虫網や網戸を設置する

窓を開けるときは網戸をしっかりと閉め、必要に応じて防虫網を設置しましょう。隙間があるとそこから蚊が侵入してきますので、歪みや破れがないか確認し、隙間があった場合は修繕してください。

就寝中にやってくる蚊に悩まされている場合は、蚊帳を使うのも一つの方法です。

 

④殺虫剤を吹きかける

目の前に蚊が現れた場合は、殺虫剤を吹きかけるのが最善の策です。

屋外用や屋内用など、数種類常備しておくと安心でしょう。

 

 

4.まとめ

蚊は痒みが迷惑なだけではなく、感染症を媒介する可能性がある害虫です。たかが蚊と思っていると痛い目を見ることもあるので、普段から蚊に刺されないように注意しましょう。

殺虫剤をまいても蚊が減らない場合、大量発生してしまった場合などには、蚊が繁殖しにくいように周辺環境を整える必要があるかもしれません。そのような場合は、プロの害虫駆除業者に相談してみてくださいね。

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