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セミの特徴と効果的な駆除対策とは?

子供の頃は、セミ採りを楽しんだ方も多いかもしれませんね。しかし大人になってからのセミというのは、大きな声で鳴き、突然窓や人に向かって突進してきて驚かされ、庭やベランダの死骸を処理しなければならないそんな迷惑な虫ではないでしょうか。

そこで今回は、セミの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

1.セミの特徴

 

セミはカメムシ目セミ科に含まれる昆虫です。

世界では約3000種類、日本には35種類ほどが生息しています。

 

・生息場所

日本全国に生息しています。

種類や地域によって山地に多いもの、平地に多いものなどがいます。

 

・外見

*成虫

種類によって異なりますが、体長は50mm程度のものが多いです。

体全体は細長い筒形で、丈夫な脚とストローのような口、発達した羽がついていて、触覚は短くあまり目立ちません。

オスでは発達した発音器官があり、メスは木に差し込むこともできる産卵管があるのが特徴です。

*幼虫

若い幼虫は全身が白色で目は退化していますが、終齢幼虫になると体色は褐色になり白い複眼ができます。その後、複眼は成虫の色と同じになります。

太く鎌状に発達した前脚がついており、長いストロー状の口を持っています。

 

・活動時期

日本では、主に夏に成虫が出現します。しかし近年、地球温暖化が進んだことが影響し、10月頃までセミが活動していることがあります。

 

・天敵

成虫にはクモ、カマキリ、ムカデ、スズメバチなどの昆虫、鳥類などが天敵です。

幼虫にはモグラ、ケラ、ゴミムシなどが天敵になります。羽化をするところを、アリに襲われてしまうこともあるようです。

 

・餌

成虫も幼虫も木にストロー状の口を刺して道管液(樹液)を吸います。師管液を吸っているという説もあるようです。

 

・繁殖能力

ほとんどのセミは、成虫である夏の間に、枯死した枝や樹皮などに産卵管を突き刺して穴を開け、細い米粒のような2mm程度の卵を産みつけます。

一部のセミはその年に孵化(30日~60日後)しますが、ほとんどのセミは翌年(240日~330日後)に孵化します。孵化した幼虫は地面に落ちて土の中に潜り、木の根から樹液を吸って、15年かけて成虫へと成長します。

セミは卵から幼虫になり、サナギにならないまま成虫になる、不完全変態をする昆虫です。

セミといえば1週間の命というイメージが強いですが、実際には1か月程度生きるという説が有力となっています。

しかし多くの個体が寿命に達する前に鳥など食べられてしまうか、冬虫夏草にやられて死んでしまいます。

 

・習性

飛ぶ能力は高く、羽音を立てながらかなりの速度で飛ぶことができます。しかし視力が悪く、とまることができそうだと思った場所に向かって突進する習性があります。壁や枝、時には人にぶつかりながら飛ぶことも多いので、飛ぶのが下手だという印象を持っている人もいるでしょう。

セミが飛ぶ時には「尿」のような排泄物をかけられることがありますが、ほとんどが水で、有害物質は含まれていません。

 

・セミの種類

日本に生息する35種類のうち、よく見かけるものを5種類ご紹介します。

*アブラゼミ

鳴声:ジージリジリ

体長:5360mm  

体全体は黒っぽく、羽は茶色っぽい色をしています。私たちにとって、セミといえばこのアブラゼミといえるほど身近なセミですが、透明ではない羽を持っているのは世界的に見ても珍しいようです。

北海道からから九州まで幅広い地域に生息しています。
7
10月が主な活動時期で、平地から山麓まで広く生息しており、庭先や公園でもよく見かけます。

 

*クマゼミ

鳴声:シャーシャーシャー

体長:6065mm 

透明で黄緑色の模様がある羽をしている、大型のセミです。

関東以西の太平洋側を中心に生息しています。
7
9月が主な活動時期で、平地を中心に、広葉樹林や公園で良く見かけます。

 

*ミンミンゼミ

鳴声:ミーンミンミンミー

体長:5763mm 

透明で長い羽をしており、頭にある青っぽい緑や黒の模様が特徴の大型のセミです。

北海道から九州まで幅広い地域に生息しています。
7
10月が主な活動時期で、東日本では平地を中心に、西日本では山地を中心に生息しています。

 

*ツクツクボウシ

鳴声:オーシーツクツク

体長:4047mm 

透明な羽と黒い体をしており、あまり目立ちませんが頭に緑や黒の模様があります。アブラゼミなどよりもひと回り小さい、中型です。

北海道からトカラ列島以北の南西諸島に分布していますが、関東以西の平地から低山地に多く生息しています。
7
11月が主な活動時期で、サクラ類などで多く見かけます。

 

*ニイニイゼミ

鳴声:チーチーチー

体長:3240mm 

羽に茶色のまだら模様がある小型のセミです。茶色く平べったい印象です。

抜け殻は泥をかぶっていること多いという特徴があります。

北海道から沖縄本島以北の南西諸島の平地から丘陵地中心生息しています。

69月が主な活動時期で、サクラ類やケヤキ、マツ類などを好むようです。

 

 

2. セミの飛来を防ぐ方法

セミは直接人間に危害を加えるわけではありませんが、大量に集まると鳴き声がうるさくなったり、突然飛んできて驚かされたりするので、できるだけ自宅近くへの飛来を防ぎたいですよね。その方法をご紹介します。

 

①セミの嫌う臭いをさせる

セミには木酢液やシトロネラというアロマの臭いが効くといわれています。これらの臭いを玄関やベランダ、窓などのセミが近づいてほしくないところに吹きかけておきましょう。

ただし、残念ながらあまり効かなかったという声も多いようです。また、シトロネラは猫には有毒なようなので、ペットを飼っている人は注意してください。

 

LEDライトに変える

昆虫は紫外線に集まってくる傾向にあるので、紫外線をほとんど発しないLEDライトに変えることで、夜間に室内の明かりに向かって飛んでくるセミを少しは防ぐことができます。

 

③ベランダならネットを張る

ベランダに飛来してくるセミが怖い、死骸の処理が面倒!という場合は、ベランダ全体をネットで覆ってしまうのも一つの手です。

 

 

3.セミの駆除する方法

セミは害虫ではないため、市販の殺虫剤が効かないことが多い上に、何かを吹きかけると余計に大暴れしてしまうことも多いです。

ベランダなどでセミを見つけたら、網などで捕獲して外へ逃すのが良いでしょう。

その他、羽が濡れると動けなくなるので、水をかけるのも有効です。ただし、かなりの量をかけなければいけません。

電流が流れる殺虫ラケットでも駆除ができます。

 

 

4. セミの死骸を処理する方法

セミが苦手な人は、とても手では触れられませんよね。長めのトングやお箸のようなものを準備しておいて摘んで処理をするか、ホウキと塵取りで処理をしましょう。

注意したいのは、弱っているだけでまだ死んでいない場合にセミに触れると大暴れすることです。脚が閉じている場合は死骸、脚が開いている場合はまだ生きています。様子を見てから処理しましょう。

 

 

5. まとめ

セミは害虫ではないため、市販の殺虫剤や虫除けは効かないことが多いです。害はないといっても、苦手な人にとって家の近くに大量に発生されたら恐ろしいですよね。どうしても困った場合には、プロの害虫駆除業者に相談してみてください。

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