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カメムシの特徴と効果的な駆除対策とは?

カメムシといえば、洗ってもなかなか落ちない悪臭を発する不快害虫として有名です。アリやハチほどではありませんが、自然の多いエリアだけでなく街中でも遭遇すること多いです。屋外だけではなく、窓や玄関から、また洗濯物にくっついて屋内に侵入してくることもあります。さらには農作物の食害も問題になる、迷惑な害虫です。

 

そこで今回は、カメムシの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

 

1. カメムシの特徴

カメムシは、カメムシ目カメムシ亜目に属する昆虫の総称です。名前の由来は、体が亀の甲らのような形をしているからです。日本では、90種類以上確認されています。

冒頭でもご紹介したように、悪臭を放つという特徴があり、「ヘコキムシ」「クサムシ」などの俗称で呼ばれることも多いようです。

悪臭だけでも迷惑ですが、農作物に被害をもたらすこともある害虫です。

 

・生息場所

日本全国に生息しています。

宅地造成地などの空き地や、川辺の茂みなどに多く発生します。

 

・外見

体長は種類によってバラつきがあり、5mm前後の小さなものから、10mm程度のもの、20mm程度の少し大きいものまでいます。

頭の先端が三角形に尖っていて、細長い触覚がついています。頭の下にはストロー型の口器がついていて、これを植物などに突き刺して水分や養分を吸い取ります。また、背中の羽の付け根に小楯板(しょうじゅんばん)という硬い部分があります。

 

・活動時期

活動が活発になるのは、春から秋(5月~10月頃)です。

冬になると越冬するために、人のいる暖かい屋内に寄ってきます。

 

・天敵

カマキリや蜘蛛、鳥類などが天敵ではありますが、カメムシの臭いを嫌うためそれほど脅威ではないようです。

 

・餌

豆類、野菜や果物などの農作物から、草木花などさまざまな植物を好んで吸汁します。一部、他の昆虫などを餌にする肉食性の種類もいます。

 

・繁殖能力

カメムシ4月から5月に繁殖期を迎え、5月下旬から8月中旬ごろ、一度に10100個の卵を産みます。孵化までは1週間から10日程度と短いこともあり、その繁殖力は非常に強いです。

カメムシはサナギにならずに成虫になる不完全変態です。脱皮を繰り返して成長します。

基本的には葉や茎に卵を産みつけるのですが、最近では洗濯物や網戸に産み付けてしまう例も増えています。

 

・習性

白い物、明るく光っているものを好む傾向にあります。そのため、白い洗濯物についてしまうことが多いです。温かいところも好みます。

外敵から身を守るために悪臭を放つという特徴があります。これは身を守るとともに、仲間への警報も兼ねているようです。

 

・カメムシの種類

非常に種類が多いカメムシのうち、よく見かけるものを4種類ご紹介します。

*クサギカメムシ

体長:1320mm
クサギに付くことからクサギカメムシと名付けられました。日本では非常にポピュラーな種類で、最もよく見かけます。体が平たくホームベース型をしていて、体色は茶色や黒褐色、褐色などで、黄色っぽいまだら模様が入っています。寒くなる頃に越冬のため、屋内に集団で飛び込んでくることがあります。餌としては、果物を好みます。

*マルカメムシ

体長:5mm
小型のカメムシで、丸い形が特徴です。体色は茶色をしていて、黒い斑点があります。光沢があるのも特徴の一つでしょう。こちらも日本でとてもよく見かける種類です。豆類の植物を好みます。

・アオクサカメムシ

体長:1217mm
頭部が三角形で肩が張っており、お尻の部分に向かってだんだんと細くなっていきます。体色は光沢のない緑色をしているのがほとんどですが、まれに黄褐色をしたものや黄色斑紋があるものもいます。カメムシといえば、このアオクサカメムシをイメージする人も多いようです。餌としては、雑食性で様々な野菜や果物の水分を吸うため、農作物の害虫といわれることが多いです。

・ホオズキカメムシ

体長:1113mm
ホオズキカメムシは、特にホオズキを好みます。その他、ナスやピーマン、トウガラシ、トマトなどのナス科の植物によく付くので、家庭菜園をしている人は注意が必要です。体色は黒褐色をしています。雄の後ろ足が太くなっているという特徴があります。

 

 

3.カメムシの侵入を防ぐ方法

カメムシは越冬するために集団で侵入してくることもあります。そうなる前に、まずは侵入を防ぎましょう。

 

<洗濯物を取り込む時に確認する>

カメムシは、洗濯物にくっついていることが多いです。取り込む時にカメムシがついていないか確認しましょう。

大量発生している時期には、部屋干しにした方が安心です。

 

<侵入経路を塞ぐ>

カメムシは網戸や窓の隙間から侵入してくることが多いです。隙間があれば、隙間テープなどで塞ぎましょう。

その他、エアコンの室外機のドレーン部分から侵入することも多いです。目の細かい編みなどでカバーしておくと侵入できませんよ。

 

<カメムシの嫌う臭いをさせる>

カメムシはハーブ系の香りが苦手です。ハーブを庭に植えたり、鉢植えを玄関や窓際に置いておくと、カメムシ避けの効果が期待できます。

 

<除草する>

カメムシが好んで繁殖地するような場所を作らないこともポイントです。庭がある場合は、定期的に除草するようにしましょう。

 

<忌避剤をまいておく>

カメムシに効果のある忌避剤を網戸や窓などにまいておくと、侵入を予防できます。他の害虫の侵入も予防することができますよ。

効果を持続させるために、定期的にまきなおすようにしましょう。

 

 

3.カメムシの駆除する方法

室内に入ってきてしまったり、洗濯物についてしまったりしたカメムシの駆除方法をご紹介します。

刺激を与えると悪臭を発してしまうので、そうならないように駆除しなければならないのが、カメムシの厄介なところです。

 

<殺虫剤を吹きかける>

最も効果が高いのは殺虫剤を吹きかけて駆除する方法です。

洗濯物などについている場合や、お子さんやペットのいるご家庭では、凍結タイプのスプレーをすると良いでしょう。

 

<ガムテープで捕獲する>

殺虫剤などがない時、殺虫剤を使いたくない時に手軽にできるのが、ガムテープで捕獲する方法です。

ガムテープでくっつけて捕獲し、そのまま丸めて捨ててしまえば、臭いが気になることもありません。

 

<手作りでカメムシホイホイを作って捕獲する>

一部で有名なのが手作りカメムシホイホイを使った捕獲方法です。

ペットボトルの注ぎ口部分を切り取り、逆さにしてガムテープなどで固定したら、手作りカメムシホイホイは完成です。

それをカメムシの下に持っていきましょう。敵に襲われると下に逃げるという習性から、カメムシが自らペットボトルの中に落下します。一度落下すると、簡単には出てくることができません。ペットボトルの中に水や中性洗剤を入れておくとそのまま駆除できます。

 

 

4.まとめ

カメムシはとにかくその臭いが強烈です。密閉された空間でカメムシが悪臭を発すると、その臭いでカメムシ自身が死んでしまうこともあるほどです。自宅への侵入はなんとしても阻止したいですよね。侵入経路を塞ぎ、忌避剤などをまいた上で、侵入した時に退治できる準備をしておきましょう。それでも大量発生などで悩まされた場合は、プロの害虫駆除業者に相談してみてくださいね。

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