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ダンゴムシの特徴と効果的な駆除対策とは?

触るとくるりと小さくまるまるダンゴムシ。小さな頃は、面白がって遊んだ人も多いかもしれません。しかし大人になってから見るダンゴムシは少しグロテスクで、不快害虫の一つとされています。それだけではなく、大量発生すると野菜や花を食べて庭を荒らしてしまうこともあります。

 

そこで今回は、ダンゴムシの特徴と、その効果的な駆除対策をご紹介します。

 

 

1. ダンゴムシの特徴

ダンゴムシは、ワラジムシ目(等脚目)の動物のうち、陸生で刺激を受けると団子のように体を丸める習性を持つもののことです。ムシという名前がついていながら昆虫ではなく、エビやカニなどと同じ甲殻類です。

日本には「オカダンゴムシ科2種類」「コシビロダンゴムシ科22種類」「ハマダンゴムシ科1種類」が生息しており、最もポピュラーなのはオカダンゴムシです。それ以外のダンゴムシを見かけることはほとんどありません。オカダンゴムシは外来種で、コシビロダンゴムシが在来種なのですが、コシビロダンゴムシは乾燥に弱く、森林でしか生きられないため人家周辺にはオカダンゴムシが広がったようです。

落ち葉を食べて、微生物が分解しやすい状態にするダンゴムシは土壌を豊かにするため益虫の側面も持ちますが、見た目の不快感により不快害虫といわれたり、農作物の葉や茎を食べる害虫といわれることもあります。

 

・生息場所

日本全国に生息しています。

人家周辺や庭先、畑などで見ることができます。暗くて湿った場所を好み、石・木・落ち葉・プランター・植木鉢などの下に潜んでいます。

 

・外見

体長は11.5cm程度で、体は14の大節からできており、頭部(1節)には2対の触角、胸部(28節)には7対の脚があり、腹部(913節)には生殖器や呼吸器官などがついています。

背中は丸く盛り上がっていて、お腹側は平らです。

外見は非常にワラジムシに似ていて見分けがつかないこともありますが、ワラジムシは触っても丸まりません。触って丸まればダンゴムシということになります。

 

 

・活動時期

ほとんど1年中目にすることがありますが、主な活動時期は211月頃です。寒い時期は地中に潜って過ごします。

 

・天敵

トカゲ、カエル、鳥類などが天敵です。

 

・餌

雑食性で、主に落ち葉や雑草、花、動物の死骸などを食べます。カルシウムなどを補うために、コンクリートの表面を食べることもあります。

飼育される場合は、魚肉なども好んで食べます。

 

・繁殖能力

49月に繁殖期を迎えます。一度の繁殖で数十から数百の卵を産みます。メスのお腹には保育嚢と呼ばれるものがあり、その中に産卵します。保育嚢の中で孵化し、初めの脱皮の直前まではそのまま成長します。保育嚢を破って出てきたダンゴムシは脱皮を繰り返して成長します。寿命は24年ほどです。

このように産卵数が多いため、大量発生してしまうことがあるのです。

 

・習性

夜行性です。昼間は天敵から身を守り、太陽の光による水分蒸発を防ぐために隠れています。

刺激を受けるとお腹を内側にして団子のように丸まります。これは敵に対する防御の姿勢と考えられています。

地上や地中にいるイメージですが、実は木登りも得意です。

 

 

2.ダンゴムシを寄せ付けない方法

ダンゴムシを寄せ付けないためには、ダンゴムシが好む環境を作らないようにする必要があります。そのためのポイントをご紹介します。

 

<湿気を取り除く>

ダンゴムシは湿気のある場所を好みます。庭の土は定期的に掘り起こすことで、適度に乾燥させておきましょう。

プランターや植木鉢の下も湿気が高く、ダンゴムシが集まってきます。湿気がたまらないように台の上にのせておくか、定期的に移動させるようにしましょう。

雑草が生えていても、湿気がこもりやすいです。定期的に雑草を抜いてきれいにしておきましょう。

 

<餌となるものを取り除く>

ダンゴムシの主な餌は落ち葉や枯れ葉です。落ち葉や枯れ葉、枯れたり腐ったりした家庭菜園の野菜や、枯れた花なども定期的に掃除しましょう。

 

<ハーブなどを植える>

スペアミントやペパーミントを植えると、隠れたダンゴムシが逃げ出す効果が期待できます。他にラバンジンやシナモンにも、虫除けの効果があります。

その他、除虫菊花植物のマリーゴールドはとても匂いが強く、虫を寄せつけないために家庭菜園に寄せ植えされることがありますが、ダンゴムシにも効果が期待できます。

 

<酢を撒布する>

ダンゴムシは酢の臭いが苦手です。ダンゴムシが発生しそうな場所に、酢を水で20倍くらいに薄めて撒布しましょう。

 

<酢を撒布する>

ダンゴムシは木酢液の臭いも苦手です。高い殺菌・殺虫能力を持つので、虫除けに使われることが多いです。木酢液の場合は、水で100倍以上に薄めて撒布しましょう。

 

<コーヒーを撒布する>

ダンゴムシはコーヒーの臭いが苦手です。濃いめのコーヒーを撒布することでも、ダンゴムシを寄せ付けない効果が期待できます。

酢の匂いが気になる方は、こちらを試してみても良いでしょう。

 

<粉末タイプの殺虫剤を利用する>

粉末タイプの殺虫剤をダンゴムシが発生して欲しくないところにまいておくことで、ダンゴムシの侵入を防ぐことができます。

比較的効果が長続きするので、まきなおしの手間が少なくてすみます。

小さな子供やペットがいる場合は、誤飲しないように注意が必要です。

 

 

3.ダンゴムシを駆除する方法

発生してしまったダンゴムシを駆除する方法をご紹介します。

 

<スプレータイプ・誘引タイプ殺虫剤を利用する>

最も効果的なのは、スプレータイプの殺虫剤です。即効性も殺虫性も高いです。その反面野菜などの食用作物に吹きかけてしまうと、それを食べた人にも有害なので注意が必要です。

誘引タイプは、ホウ酸団子のようにダンゴムシに毒餌を食べさせて駆除することができます。粒状タイプや固形タイプがあり、効果が比較的長続きします。

小さな子供やペットがいる場合は、誤飲しないように注意が必要です。

 

<落とし穴を仕掛ける>

落とし穴を設置して捕獲する方法です。

空き缶の上部分を切り取り、中にダンゴムシの好きな野菜などを入れます。それを切り口が見えなくなるまでしっかりと地面に埋め込みましょう。餌におびき寄せられて空き缶の中に落ちたダンゴムシは、自分ではい上がってくることはできません。

捕獲したダンゴムシは公園などに放してやると良いでしょう。

空き缶は空き缶でも、臭いが残ったコーヒーの空き缶を使うと、コーヒーの臭いが嫌いなダンゴムシが近づいてこないので注意しましょう。

 

 

4.まとめ

土壌を豊かにしてくれるというダンゴムシですが、大量に発生すると見た目にも気持ちが悪いですし、ガーデニングなどをしていると食害に悩まされることもあります。

退治しても、防除しても、また大量に発生してしまうといった場合は、一度害虫駆除専門業者に相談してみてくださいね。他の害虫も併せて駆除してもらえれば、すっきりすると思いますよ。

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