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テンの特徴と効果的な駆除方法とは?

この記事を書いた人:坂田 和徳

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この道34 年で施工実績30,000 件以上の職人社長!
ゴキブリ・シロアリ・ネズミ駆除の専門家。
徹底的な調査とヒアリングによって他業者様には難しい案件も多数請負。
害虫駆除に加え経営・集客に関するアドバイスも可能。

テンはイタチによく似た、イタチより少し大きい動物です。イタチと違い、名前を初めて聞く人もいるかもしれません。イタチ同様可愛らしい顔立ちをしていますが、凶暴な一面のある害獣です。基本は森林に生息しているテンですが、都市部でも騒音や悪臭、家屋の一部を損壊させる、食品を食べる、農作物を荒らす、ペットに危害を加える、衛生的な問題などの被害が出ています。

そこで今回は、テンの特徴と効果的な駆除方法をご紹介します。

 

 

1.テンの特徴

テンの特徴と効果的な駆除方法とは?

テンは、イタチと同じネコ目イタチ科の哺乳類です。
日本でテンと呼ばれているのは、ホンドテン(ニホンテン)で、日本のほぼ全域に生息しています。他に、ツシマテン、コウライテンなどの種類がいます。

 

外見

イタチ同様、胴長短足で細長い体型をしていますが、イタチよりも少し大きいです。

オスとメスでは、オスが大きく、メスが小さいです。

ニホンテンにはキテンとスステンがおり、外見が異なります。

<キテンとスステン共通の外見的特徴>

・胴体は約4050cm、尾長は約1723cm(メスは1/22/3程度)

・体重は0.91.5kg

 猫と体長はあまり変わらないですが、体重は5分の1程度です。

・イタチと違い肛門の臭腺がない

・指は5本で、鋭い爪がついている。

 

<キテン>

・夏毛と冬毛で体色が変化する

*夏毛

顔、尻尾、手足はやや黒ずんだ黄褐色で、喉元から胸の辺りがオレンジ色です。

*冬毛

体全体が黄褐色か黄色で、顔と尻尾の先が白色です。

夏毛に比べてふわふわと柔らかく、耳も丸っこい印象になります。

特にキテンの毛皮は高級品とされています。

 

<スステン>

・年中体毛が変化しない

キテンの夏毛のようにやや黒ずんだ黄褐色で、喉元から胸の辺りがオレンジ色です。

冬毛のキテンと比べるとスリムな印象を受けます。

 

運動能力

テンは見た目に反して凶暴で、自分よりも大きな獲物を襲うこともあります。

また、大変身軽で、木登りが得意です。木から木へ飛び移って狩りをすることがあります。泳ぎも得意です。

 

食べ物

雑食性です。

カエルやトカゲなどの爬虫類、バッタやカマキリなどの昆虫類、鳥類、リス、ウサギ、ムササビ、ネズミなどの小動物、果実や野菜、木の実などなんでも食べます。

植物性のものでは特に果実を好むため、農作物が荒らされることもあります。他にペットの小動物や、飼育しているニワトリ、池のコイが食べられてしまうこともあるようです。2010年には、保護センターで飼育されていたトキ9匹がテンに襲われて死んでしまっています。

エサが不足したことにより、ゴミをあさるテンもいます。

 

巣 

テンは、森林に生息し単独で行動します。しかし近年では家屋に住みつくことが増えてきています。家屋はエサが豊富にあり、天敵がおらず、特に屋根裏の断熱材の上は暖かくて柔らかいので、テンが住みやすい環境が整っています。

 

繁殖能力

テンは一夫多妻制で、交尾期は78月、妊娠期間は89ヶ月と長く、出産期は45月です。

テンは一度に24匹程を産み、メスが子育てを行います。

生後34ヶ月程で離乳し、オスもメスも12年程で性成熟します。

寿命は長くて2年ほどだといわれているイタチと比べて長く、10年程度と考えられています。

 

天敵

オオカミやキツネが天敵となりますが、都市部では犬が天敵となることもあるようです。また、交通事故に遭うテンも増えています。

 

苦手なもの

・光るもの

テンはまぶしい光があたると動けなくなってしまいます。また、青色のL E Dライトが苦手なようです。

・天敵の匂い

オオカミやキツネの尿といった、天敵の臭いが苦手です。

 

習性

夜行性ですが、日中でも活発に活動することができます。また、冬眠はせず、1年中活動します。

警戒心は強いです。

 

 

2.テンを侵入させないための対策

テンの特徴と効果的な駆除方法とは?

テンは一度民家に住みつくと、自然に出ていくことはないと言われています。そのため、まずは侵入経路を作らないようにすること、侵入経路を特定し経路をふさぐことが重要なポイントです。

 

2-1 侵入経路を作らないようにする

テンは、ペットや家畜を襲ったり、生ゴミなどをあさったりすることもあります。生ゴミを屋外に放置したり、屋外で小動物を飼ったりするとテンが寄ってきてしまうので、そういったことは避けましょう。ニワトリなどの家畜や、庭にコイなどがいる場合は、隙間ができないように金網をはるなどの対策が必要です。

またテンは小さな隙間があれば、そこから侵入してしまいます。ただし、イタチより大きいので、床下からの侵入ではより狭い隙間を通らなければならないため、屋根にある開口から侵入することが多いようです。そのため、床下もですが、特に屋根周りの穴をしっかりふさいでおく必要があります。また力が強く、簡単にふさいだだけでは破いて侵入してしまう可能性があります。テープを何重にもはる、金属板をはるなど、ある程度の強度が必要です。

テンは木登りが得意ですので、木を伝って侵入してしまう可能性があります。屋根や窓に近い庭木の枝は剪定しておきましょう。

 

2-2テンが嫌う仕掛けをする

①光を発するものを置く

テンは、光が苦手という特徴があるため、光で驚かせるような仕掛けをすると、光を嫌って追い払えることがあります。特に青いL E Dを天井裏に仕掛けると、効果があります。

 

②テンが嫌う臭いを発するものをおく。

テンは、オオカミやキツネの尿といった、天敵の臭いを嫌いますので、こうした臭いのする忌避剤をまいておくことで追い払うことができます。スプレータイプよりも、液体タイプの方が、効果が出やすいです。

また、バルサンのような燻煙剤なども効果があるようです。

 

 

3 テンの駆除方法

テンの特徴と効果的な駆除方法とは?

住み着いてしまったテンは勝手に出て行ってはくれません。光や苦手な臭いで追い払うことができる可能性はありますが、素人ではなかなか難しいです。

また、学習能力が高く、忌避剤や仕掛けに慣れてしまうこともあります。

さらにテンは、亜種ツシマテンを除き「鳥獣保護法」という法律で守られているため、勝手に捕獲したり危害を加えたりすることはできません。

もし違反した場合は、最悪の場合1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる可能性もあります。

しかし、テンに農業被害や生活被害を与えられている場合は、なんとか対処しなければなりません。そんな時は都道府県知事の鳥獣捕獲許可を受けている業者に相談し、捕獲・駆除をしてもらいましょう。

さらにプロにしかわからない侵入経路を確認し、しっかり防除してもらえますよ。

 

 

4 まとめ

テンなんて街中で見たことない!と思うかもしれませんが、テンによる被害は思いの外多いです。イタチ同様可愛らしい顔をしていますが、イタチ同様凶暴で、イタチよりも大きいです。むやみに近づくのは危険といえます。また糞尿が長く残ったままでは、様々な感染症のリスクもあります。

学習能力も高いので、何度か仕掛けをしても追い払えない場合は、プロの業者に相談してみてください。

プロに駆除してもらった後は、健康被害に遭わないために、また戻ってこないように、徹底的にと掃除・消毒し、侵入経路を塞いでもらっておくと安心ですよ。

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