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コウモリの特徴と効果的な駆除方法とは?

皆さん、コウモリのイメージってどんなものをお持ちでしょうか?

「暗い洞窟の中で、集団でぶら下がって住んでいる」

「日没から夜間にかけて活動する」

「血を吸う動物」

主にこんなイメージではないでしょうか?

実はコウモリは民家の屋根裏などに棲みつく習性を持っています。そのため、都会や街中でも日が暮れる時間帯に見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コウモリは一度棲みつくと勝手に出ていくことはなく繁殖していくので、「気づいたら相当な数のコウモリが屋根裏にいた!」ということも。棲みついてしまった場合、「鳴き声や羽音がうるさい」「においや汚れによる悪臭がする」「ダニやノミなど害虫を連れてくる」など日常生活に影響が出ることがあります。そのまま放置しておくわけにはいきませんよね。

そこで今回は、コウモリの特徴や駆除方法についてご紹介します。

 

 

1. コウモリの特徴

コウモリの特徴と効果的な駆除方法とは?

コウモリは空を飛べるため鳥類と思われる方もいますが、実は哺乳類なんです。

羽に見えている部分は前足で、指と指の間に「飛膜(ひまく)」という膜があります。この飛膜が羽の役割をしており、羽をはばたかせて自分の力で飛ぶことができます。哺乳類の中で唯一飛ぶことができる動物がコウモリです。

コウモリは世界に約960種類生息しているといわれており、日本でも約35種類確認されています。その中でも家に棲みつくコウモリは「アブラコウモリ(イエコウモリ)」という種類がほとんどです。

こちらではアブラコウモリについてお伝えします。

 

<外見・性格>

体長は46cmほどで体重は510g。羽を広げると20cmほどの大きさになります。

体毛があり、黒い褐色から灰褐色、茶色の体色です。

性格はおとなしく、人に噛み付いてくることはほぼありません。

 

<生息地>

アブラコウモリは本州~九州、琉球列島までほぼ日本中に生息しています。

平野部や市街地に生息しており、人家の屋根裏や軒下、瓦の下、換気口、戸袋の中、高架下や橋の下、倉庫の中など日の当たらないところを好みます。

夜行性で昼間は寝て、夕方から活動を開始します。夕方から夜間にかけて活動するのは、天敵やライバルの少ない時間帯を選んでいるのです。日没後の2時間が最も活発に活動しています。

 

<活動時期>

4月~6月、9月~10月に活発に動きます。

78月は繁殖期のため、一度に24匹程出産し、生まれて10か月ほどで繁殖が可能になります。

11月頃~3月頃は冬眠します。冬は食料が少なくなることに加え、低温から身を守る必要があるからです。3月中旬~下旬頃に目覚めて活動を開始します。

ところが都市部や市街地では寒さをしのげる場所が多いため、冬眠しないコウモリも現れています。

寿命はオスで3年、メスで5年ほどです。

 

<食べ物>

主な餌はハエや蚊、ユスリカ、蛾といった小さな昆虫類です。

街灯などの虫が集まっている場所を飛び回り、昆虫を捕まえたりします。また、都市部では汚れた川にユスリカが大量発生し、それがコウモリの食料になっています。その他、果物や野菜などを餌にします。

 

<天敵>

猛禽類やヘビが天敵です。

特にフクロウは体が大きく夜目もきき、コウモリと同じ夜に活動します。

コウモリの飛行速度は時速7km15kmですが、フクロウは時速70kmで飛ぶことができるため最大の天敵といえます。

 

 

2. コウモリによる被害

コウモリの特徴と効果的な駆除方法とは?

屋根裏などに巣を作った場合の主な被害はこちらです。

・コウモリの鳴き声や羽音などの騒音の発生

・糞尿に汚染され悪臭が発生

一晩でコウモリ自身の体重の約半分、300匹もの虫を食べるともいわれており、飛ぶために体を軽くしておく必要があることから、消化も早いです。そのため毎日の糞量はすごい量になります。コウモリは家族や数十頭の集団で住み行動するので、個体数が増えるに従いその量も増えていきます。

糞尿のある巣の付近からダニが室内に侵入し、肌が露出している部分を刺され吸血されたり、アレルギーなどの二次被害を起こしたりすることもあります。

 

 

3. コウモリの被害を防ぐには?

コウモリの特徴と効果的な駆除方法とは?

被害を防ぐ対策は主に2つあります。

・家の中に侵入させない

・家の周りから追い払う

では実際にどのように対策したらよいのでしょうか。

<家の中に侵入させない>

12cmほどのわずかな隙間からでも侵入し巣を作ります。侵入口になりそうな穴をふさぐことが第一です。侵入経路になりそうなところは、エアコンのホースや換気扇、シャッターボックスなどです。わずかな隙間がないかをチェックしてみてください。

もし隙間を見つけたら目の細かい金網や市販のシーリング剤などを用いて侵入できないように塞いでおきましょう。

ただし、すでに棲みつかれていた場合はそのまま塞がずコウモリを追い払ってから塞ぐようにしましょう。そのまま塞いでしまうと、コウモリが餓死し臭いやダニを発生させてしまう原因になってしまうからです。

 

<家の周りから追い払う>

コウモリ用またはネズミ用の忌避剤を使って家の周囲から追い払うことができます。

忌避剤には「燻煙タイプ」「スプレータイプ」「ジェル」などがあります。

屋根裏などの広い空間には燻煙タイプ、戸袋や通気口などの狭い場所にはピンポイントで使用できるスプレータイプがおすすめです。

ただしスプレータイプは天然成分でできているものが多く、効果があまり持続しません。ジェルタイプだと1年ほど効果が続くので、場所に合わせた忌避剤を選んでみてください。

なお、作業を行う際は、すでにコウモリの糞やダニによって汚染されていたりして、不衛生になっている可能性があるので、マスク・手袋・ゴーグルなどを身に着けて完全防備で行うようにしましょう。

屋根裏などの場合、高所での作業になるので注意も必要です。

 

 

4. コウモリの駆除方法

コウモリの特徴と効果的な駆除方法とは?

コウモリを見つけてしまったら、すぐにでも駆除したい!と考えてしまいますが、実は許可なく勝手に捕まえたり殺傷することはできません。コウモリは「鳥獣保護法」により保護されているためです。

そのため、捕獲するには行政機関への申請が必要になります。

申請書類を揃え、記入・捺印し、自治体に捕獲申請の届け出を行います。

捕獲の許可が下りたら許可証や従事者証を受け取りコウモリの捕獲作業が開始できます。捕獲作業が終わったら、自治体に許可証・従事者証を返却します。

申請書の提出先は、環境課や農政課など自治体によって異なります。

捕獲前に許可をとるところから始めなくてはいけないので、個人でのコウモリの駆除は時間も手間も必要になります。また、中途半端に作業することでコウモリが再び戻ってきて棲みついてしまうこともあるので、徹底的に駆除作業を行うことが重要です。

 

 

5.まとめ

コウモリの特徴と効果的な駆除方法とは?

コウモリ対策はとにかく侵入させないことが一番です。

しかし個人で完全に侵入経路を塞いだり、追い出したり、再発させないようにすることはかなり困難です。

もし、すでにコウモリが棲みついている心配があったり、きちんと駆除しておきたいのであれば、知識と経験がある専門の業者に依頼することも検討してみてください。駆除だけでなく、その後再発させないようにしっかり防除して、二次被害を防ぐようにしたいですね。

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