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ハクビシンの特徴と効果的な駆除方法とは?

ハクビシンは凶暴で、人に危害を与えることもある害獣です。甘い果実を好むため、果樹園に被害をもたらすことが多いです。また自然豊かな地域だけではなく、都市部でも夜間の騒音や悪臭、家屋の一部を損壊させる、食品を食べる、ゴミを荒らす、ペットに危害を加えるなどの被害が拡大し、問題になってきています。

そこで今回は、ハクビシンの特徴と効果的な駆除方法をご紹介します。

 

 

1.ハクビシンの特徴

ハクビシンの特徴と効果的な駆除方法とは?

ハクビシンは沖縄を除く日本各地に生息しているジャコウネコ科の哺乳類。

日本で唯一のジャコウネコ科の動物です。

 

□外見

体長は50cmから80cm程度、尾長は40cm〜50cm程度、体重は2~3kg程度。メスはオスよりも一回り小さいです。

体全体は黄褐色〜灰褐色で、足は短く黒色をしています。細長い尾がついていて、額から鼻にかけて白い筋模様があります。鼻は基本的にピンク色をしていて、耳の下には白い毛がたくさん生えています。

 

□運動能力

ハクビシンは、非常に運動能力が高く、凶暴です。

垂直に1m以上ジャンプすることができます。ただし、横にジャンプするのは苦手です。

垂直の壁を登ることができ、電線などを綱渡りで移動することもできます。木登りも得意です。

しかし、穴を掘るのは苦手で、柵やフェンスの下を掘って農作物などを荒らした形跡があれば、ハクビシンではない可能性が高いと言われたりしますが、実際は柵やフェンスの下を掘ってくぐります。

 

□食べ物

雑食性です。
野菜・昆虫・爬虫類・小動物・鳥類なども食べますが、糖度の高い果物を特に好んで食べます。そのため、果樹園などに被害を与えることが多いです。人が出した生ゴミや残飯なども食べます。

 

□巣

ハクビシンは、洞窟や木の樹洞を利用して巣を作ります。しかし近年では天井裏に住みつくことが増えてきています。天井裏に巣を作ると、エサが豊富にあり、天敵がおらず、保温性に優れており、洞窟や木の樹洞よりも住みやすい環境であることを学習しているのです。天井裏だけではなく、床下、屋根裏にも巣を作ってしまいます

 

□繁殖能力

ハクビシンは、繁殖力が高いといわれています。冬眠をしないため、季節を問わず出産することができますが、春から秋にかけて出産を行うことが多いようです。1年に1度1〜5頭(平均2〜3頭)を出産します。

生後10ヶ月ほどになると子供を産むことができるようになり、妊娠期間は約2ヶ月です。寿命は10年以上だと言われているので、一生のうちにかなりの数を出産することになります。(性成熟には、2年程度かかるという情報もあります。)

 

□天敵

天敵はワシやタカといった猛禽類ですが、成獣になった後に襲われることはまずありません。陸を移動する生物では、アライグマが天敵といえます。同じように天井裏などを住処とするため、ハクビシンより体重が重く、より凶暴なアライグマに追い出されてしまうことがあるのです。

 

□苦手なもの

嗅覚の鋭い動物なので、強い臭いを嫌います。特に唐辛子やニンニク、石油系のニオイが苦手です。

 

□習性

夜行性で、昼間は天井裏・屋根裏・樹洞・岩穴などに潜んでいます。夜になると活動し、「キーキー」「キューキュー」となくので、騒音問題なってしまいます。

巣に近い決まった場所でフンをする傾向にあります。同じ場所で繰り返し排泄をおこなう「溜めフン」という習性があるため、天井裏で糞尿をするようになってしまうと、悪臭がするだけではなく、天井が腐ってしまい天井が抜け落ちてしまうという被害が出ることがあります。天井が抜け落ちるだけでも非常に困りますが、糞尿には様々な菌が含まれているため、トキソプラズマやサルモネラ、E型肺炎などの感染症の発生リスクがあります。また、ダニやノミにより、アレルギーを発症する可能性もあります。

 

肛門付近に発達した臭腺があり、危険を感じた時に悪臭を放ちます。

 

 

2.ハクビシンを侵入させないための対策

ハクビシンの特徴と効果的な駆除方法とは?

ハクビシンは複数のねぐらを持つことが多いですが、一度追い出しても、快適な場所にはまた戻ってきてしまいます。ますは侵入させない・住みつかせないことがポイントです。

同じ場所を通る習性があり獣道ができるので、そこから侵入経路を探すこともできますが、都会ではなかなか難しいかもしれません。

 

2-1 侵入経路を作らないようにする

ハクビシンは、ペットを襲ったり、生ゴミなどを漁ったりすることがあります。そのため、生ゴミを屋外に放置したり、屋外で小動物を飼ったりしないようにしましょう。特に、夜行性なので、夜のうちから生ゴミを外に出すとハクビシンがやってきてしまいます。

甘い匂いにもよってくるので、缶ジュースやペットボトルを捨てる時にも、中を洗ってから捨てるようにしましょう。

 

ハクビシンは、頭が入る(大人の握り拳程度)隙間があれば、そこから侵入してしまいます。そのため、屋根裏や床下などに通じる穴があれば、そこをふさいでおく必要があります。力が強いので、金属板をはるなどの対策が有効です。

また、ハクビシンは垂直移動ができ、高所が得意です。木を伝って侵入してしまう可能性があるので、屋根や窓に近い庭木の枝は剪定しておきましょう。

 

さらに、見通しが良いところには警戒して近づかないため、家の周辺の雑草や落ち葉などは綺麗に掃除しておくと良いです。

 

2-2ハクビシンが嫌う仕掛けをする

①強い臭いを発するものをおく。

ハクビシンは嗅覚が発達しているので、強い臭いを発するものが苦手です。

以下のような強い臭いを発するものを、侵入口や侵入経路にまいたり、新聞や布などに染み込ませて置いておくと、ハクビシンを遠ざけたり、追い出す効果があります。

 

・石油

・木酢液

・動物忌避剤

・害虫用の燻煙剤

・ニンニク

 

追い出す場合は、侵入口に遠い場所から順に設置するようにしましょう。
ニンニクでゴキブリがよってきてしまう可能性があると言われますが、ニンニクでゴキブリは寄らないので、安心して下さい。

 

②音がするものをおく。

ブザーや爆発音などが苦手なので、そうした音でハクビシンを遠ざけたり、追い出したりすることができます。ただし、近所迷惑になる恐れがあるので、人間は聞き取ることができませんが、ハクビシンが苦手な超音波を出す装置などを利用したほうが良いでしょう。

 

③光を発するものを置く

ハクビシンは、特別に光が苦手というわけではないものの、青色LEDや強いストロボフラッシュ発する機械を設置することで驚かすことができます。

 

 

3 ハクビシンの駆除方法

ハクビシンの特徴と効果的な駆除方法とは?

住みついてしまったハクビシンも、光や臭い、超音波などで追い払うことができる可能性はありますが、うまくいかなかったり、一時的には出て行っても、また戻ってきてしまったりすることがあります。

だからといって、捕獲したり、殺処分をしたりすることは、「鳥獣保護法」という法律で禁止されています。もしハクビシンを捕獲したり危害を加えたりした場合は、最悪の場合1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられることもあるのです。

 

ハクビシンは果実などを食べて農業被害もたらしたり、騒音や悪臭、病原菌の媒介などの生活被害を与えたりすることもあります。都道府県知事の鳥獣捕獲許可を受けている業者であれば駆除が可能ですので、駆除・防除を依頼することをお勧めします。

 

 

4 まとめ

 

ハクビシンは凶暴ですので、人間が近づくと攻撃され、怪我をしてしまう可能性もあり危険です。また、ちょっと対策をした程度では、すぐに侵入してきてしまう恐れもあります。忌避剤を散布する、設置するなどしても、ハクビシンの気配がある、周辺に現れるという場合は、プロの業者に相談してみましょう。

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